この俺の気持ちさえも気づいてくれない、鈍感な奴だし。 女子の中でコイツとしか喋らないのだから、自分は特別なんだとか思わないのか? 「エロい事だよ」 「な…!?」 あっさり言ってしまった俺とは逆に、美緒は固まってショックを受けていた。 「校舎でそんな事…」 「よっぽど欲求不満だったんじゃね?」 「……」