恋愛同盟


「隼人の…事が好きなんだ」



あぁ!!


言っちゃった!!


言っちゃったよ!!


本人にじゃないけど打ち明けちゃったよ!!


やっぱり恥ずかしい!!




『……』



黙り込む楓。


電話の向こうで唖然としている楓がなんとなく想像できる。



「…楓?」