俺は三木 健。 隣は桜井 華っていう女子。 あんま話したことがない。 まぁ、出席番号も『さ』と『み』だから遠いし。 だから、こんな近くにいるの初めてだな。 俺がそんなことを思っていると、桜井がばっと俺のほうに振り返った。