「…くっ」
言わせておけば、ぬけぬけと――っ!!!
くぅぅぅ。
もう許せんっ!!
「薫っ!
今度会ったら――…
つーか、今度あんたをひっつかまえたら。
あんたの髪の毛!
のりも驚くほど真っ黒に染めてやるから覚悟しなさい!」
「あーあ。
お姉ちゃん、それ、マジで言ってる?
それとも、ボクのこと笑わせたくて言ってる?」
「はぁ?」
「考えてもみなよ。
“のり”が、さ?
そんなことを驚くと思う?
つーか、さ。
お姉ちゃん、今まで一度でも“のり”が驚いたところ、見たことある?」
言わせておけば、ぬけぬけと――っ!!!
くぅぅぅ。
もう許せんっ!!
「薫っ!
今度会ったら――…
つーか、今度あんたをひっつかまえたら。
あんたの髪の毛!
のりも驚くほど真っ黒に染めてやるから覚悟しなさい!」
「あーあ。
お姉ちゃん、それ、マジで言ってる?
それとも、ボクのこと笑わせたくて言ってる?」
「はぁ?」
「考えてもみなよ。
“のり”が、さ?
そんなことを驚くと思う?
つーか、さ。
お姉ちゃん、今まで一度でも“のり”が驚いたところ、見たことある?」

