「お姉ちゃん。
やっぱり女の子にハシったの?
へんた~い☆」
ケータイから聞こえるのは、にっくき裏切り者、薫の声。
「…っ!!!
薫っ!!
あんたっ!!
あたしを置いて出かけたくせにっ。
よくも、のこのこと電話なんかしてこられたね!!
こんのっ、裏切り者――っ!!!」
「まぁ、裏切り者かどうかは置いといて。
のこのこってさ。
ボクがお姉ちゃんの前に姿を現したとき使う言葉じゃないの?」
「…ぐっ」
「はぁぁ…
涼兄に捨てられて当然だね、お姉ちゃん」
やっぱり女の子にハシったの?
へんた~い☆」
ケータイから聞こえるのは、にっくき裏切り者、薫の声。
「…っ!!!
薫っ!!
あんたっ!!
あたしを置いて出かけたくせにっ。
よくも、のこのこと電話なんかしてこられたね!!
こんのっ、裏切り者――っ!!!」
「まぁ、裏切り者かどうかは置いといて。
のこのこってさ。
ボクがお姉ちゃんの前に姿を現したとき使う言葉じゃないの?」
「…ぐっ」
「はぁぁ…
涼兄に捨てられて当然だね、お姉ちゃん」

