狼クン達のオリの中③【完】

こんなに優しい言葉をかけられる事、最近なかったから――…


「ふ…ふぇっ…」


涙腺が緩んで、涙が溢れた。


「ふぅぅっ…
あの…
あの…
たいした…
全然たいしたこと…じゃ…
ないんですけど…。

か…か…彼氏にフラれたんです…。

と…友達…みたいに、信頼してた子に…
う…う…裏切られたんですぅ…。

ふえっ…
ううっ…」


玄関で大泣きするなんて、みっともないけど。


おじさまに時間を知らせる秘書の人の視線を、ものすごく感じるけど。


でも、でも…