「あーあ、残念。
お姉ちゃんは行けないね。
だって、場所、知らないもん」
「…はぁ!?
そう思うなら、教えてくれたって…」
「甘いなぁ。
お姉ちゃん」
薫は片目をつむって、付きたてた人差し指を左右に動かした。
「ボク。
タダ働きはしない主義なんで」
「か…か…薫っ
さ…サイテー!」
「あっ、でも。
気持ちが変わったら、いつでも来てね?
ボク、夜這い、大歓迎☆
んじゃ、おやすみ~」
薫はひらひらっと手を振って、廊下を曲がって姿を消した。
お姉ちゃんは行けないね。
だって、場所、知らないもん」
「…はぁ!?
そう思うなら、教えてくれたって…」
「甘いなぁ。
お姉ちゃん」
薫は片目をつむって、付きたてた人差し指を左右に動かした。
「ボク。
タダ働きはしない主義なんで」
「か…か…薫っ
さ…サイテー!」
「あっ、でも。
気持ちが変わったら、いつでも来てね?
ボク、夜這い、大歓迎☆
んじゃ、おやすみ~」
薫はひらひらっと手を振って、廊下を曲がって姿を消した。

