狼クン達のオリの中③【完】

それから……。


薫は、イスにヘタッと座り込んで。


何もかも終わったって感じで、うつむいた。


唇をギュッと噛み締めて。


目に、たくさんの涙を浮かべて。


でも、それなのに……。


どうして……。


そんな風に……。


にっこり笑うの?


「ボクは……。
涼兄にとって、必要な人間じゃなかったみたい」