でも、
「…薫?
薫っ!
薫っ!!!」
何回呼んでも、薫は一向に起きる気配もなく。
「…ったく、あんた!
本当迷惑!!」
かといって、夏だとはいえ、こんな廊下にほっとくわけにもいかず、
「薫っ!!」
あたしはさっきよりも大きな声を出して、これでもか!というくらい激しく、薫の肩をユサユサ揺すった。
すると――…
「…ふにゃ…」
そんな可愛い声と共に、
「ふぁぁぁあ!
よく寝たぁ♪」
大きなあくびをしながら、大きく伸びをする薫。
「…薫?
薫っ!
薫っ!!!」
何回呼んでも、薫は一向に起きる気配もなく。
「…ったく、あんた!
本当迷惑!!」
かといって、夏だとはいえ、こんな廊下にほっとくわけにもいかず、
「薫っ!!」
あたしはさっきよりも大きな声を出して、これでもか!というくらい激しく、薫の肩をユサユサ揺すった。
すると――…
「…ふにゃ…」
そんな可愛い声と共に、
「ふぁぁぁあ!
よく寝たぁ♪」
大きなあくびをしながら、大きく伸びをする薫。

