狼クン達のオリの中③【完】

薫――っ!?


アンタッ……。


こんな怖そうな人相手に、ため口とか。


キケンすぎるから、やめなさい――っ!!


敬語、敬語!!


ガッツリ敬語を使いなさーい!!


身のキケンを感じて、薫のフードをクンッと引っ張る。


でも、その力が弱かったからか、なんなのか。


さっきと同様、薫はあたしのことなんかてんで無視して、話を続けた。