ふたりりさいたる−先生へ−



「‥愛美がでていった日、1番に捜しに行こうって言ったのはお父さんだった。」

「え?」

「車に乗っている時、愛美の行きそうなとこを片っ端言っていたのはお姉ちゃんだった」

「‥」

「私達家族は、最後まで1つだった。今は離れちゃったけど‥いなくたって平気よ?だって1つだし!」


母さんはふふっと笑った