ふたりりさいたる−先生へ−



「よし‥。プラネタリウムいこ」

「はぁ?」

「お前助手席こいよ」

「え?え?いみわからん!なんでプラネタリウム?」


浅野は戸惑う私をシカトして
るんるんしながら運転席にうつった


「ほら!神田もはよ」

「あ‥うん」


助手席に移動すると浅野は
車をプラネタリウムへとむかわせた

もうほんとに意味が分からない

この人なにかんがえてんのかな


車はファンモンの爽快な曲が流れ
浅野がそれにあわせて
ハンドルを握る手の
人差し指でリズムをとっていた