「蘭・・・知ってたなら何で言ってくんなかったの…」
「え~?さっきゆったじゃん~」
あ・・・
ああ、あの時のあれかあ…
心なしか肩が下がるあたし。
だけど今さらなかったことにしよう、
なんて言えるわけがない。
「なんだよ。」
無意識のうちに目がいくほどタケルと高島健斗は目立つ。
とてもじゃないけど高校生には見えない。
「ってか何?!健斗、莉乃と付き合ってんの!?」
「ああ、」
「お~い~狙ってたのに~」
そっか・・・
付き合ってるんだ・・・
あたし達。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…