S.S.P.  学校警護係

私が陸の方に向き直すと、
そこには先ほどと打って変わって、ニヤリとした顔があった。
げ……。
これは、私に意地悪なことを言おうとしてるな?
そう感じた私は、逃げるためクルリと反転したが、陸に肩を掴まれ、後ろに向かされた。
「なーに逃げようとしてるのかな、妃ちゃん?」
うげー…。
王子スマイルでそう言う陸。
私は、その笑顔キライなんだよ!
他の女子の皆さんは好きだろうけどね…。
「妃、俺のことそんなに好きだったのか?」
え?
陸は少し真剣な顔で言う。
「えっ?そんな意味わからんみたいな顔されても……だって泣いたんだろ?」
陸は困ったような顔をする。