S.S.P.  学校警護係

「はい、上る。だれてんじゃねーぞ?」
陸は私にそう言ってから、軽々と階段を上り始める。
元気だのー…。
「陸…先行ってて。」
私はそれから床にしゃがみ込んだ。
陸はそれを見て、眉間にしわを寄せる。
「はぁ?何言ってんだよ。妃も一緒じゃなきゃ意味ねーんだよ。」
陸は私の元に降りてきて、私の腕を掴み立ち上がらせる。
え?それって……
どういう意味?
私は陸にキョトンとした顔を向けた。
陸は私を見て、一瞬肩をビクつかせそっぽを向いた。
「だからっ!コンビなんだから、一緒に行動しなきゃってことだよ!前にも言っただろ!」
あ、なーんだ。
そういう意味か。
残念…。
私を想って、言ったわけじゃないんだね。
いやー、カン違いカン違い。