そんなこんなで、平和に過ごし、
あっという間に放課後。
はぁ~
任務か~。
授業7時間の後に任務って、
結構くるんだよね…。
若いって言っても限界があるんですよ。
「妃、行くぞ!」
うぇ~
もう行くのぉ~?!
「ちょっと待って~!」
私はだれてた体を起こし、カバンを持って教室を飛び出した。
玄関に着くと、すでに靴を履き替えた陸が、ダルそうに靴箱にもたれて私を待っていた。
「早くしろっつの。」
「ゴメンゴメン。」
私はテキトーに反省して靴を履き替えた。
「よしっ、お待たせ!行こっか!」
「お前が言うな。」
陸はそう言って、私の頭を軽く小突いた。
こういう所でキュンとしている私。
重症かもね…。