「いきなり好きなやつを失った沙希の気持ちも考えろよ!!」


疾風・・・・・・。


ありがとう。



「沙希、行くぞ!」


疾風はお財布から千円札をだしてテーブルに置き、私の手を引っ張って店から出させた。