「沙希ー!起きなさい!遅刻するよ?」
「まだ寝る・・・」
ただ今の時刻、7時。
学校まで電車で通ってる私は7時30分には家をでなければならない。
そのため、すでに準備が出来た同じ学校に通うお姉ちゃんが起こしに来てくれた。
でも、睡眠時間4時間なんだよー・・・?
眠い・・・・・・。
「夜中まで外で遊んでるから!4時間も何してたの?」
「何でお姉ちゃん、私が外出てたの知ってるのー?」
「私も起きてたから」
なのになんでそんな元気なの!
「とにかく起きて!15分で支度してこい!朝ごはんはあきらめなさい!」
「はーい・・・」
ついに強制手段に出たお姉ちゃんに布団を取られてしまった。
お母さんみたいなことを言うお姉ちゃんに返事をして、準備をした。
「「行ってきます」」
7時30分になんとか間に合った私はお姉ちゃんと一緒に家を出た。

