そもそも、愛する人に愛を語るが語り過ぎては信頼性が薄れて行ったりするもので、
愛を直に説くなら俺は思いやりと説く。
損得を考えない思いやりこそ愛ではないか?
ならば言葉の達者でない者も喋り過ぎる者にも、
違った伝え方が必要である。
それは「気持ちは行動で現す」だ。中学の授業中に俺が説いた説である。
先生は褒めてくれたが、単純明解。
言葉で無理なら行動するしかないのだ。
いくら、あなたの為にと言っても、一向に行動が無ければ嘘つきと一緒なのだ。些細な事でも、彼女が仕事で疲れて晩御飯を作る時に、
代わりに作るだとか手伝うだとか十分な思いやりである。
愛をいくら語っても、見られない愛なら、
行動して目の当たりにする思いやりの愛の方が絶大である。