「怒っちゃいないけど、どうしようどうしようって悩ませた」 裕人は顔を上げ 「悩んでんの?」 ときょとんとする。 「友達だと思ってたからね、ショックみたい」 「…友達」 と悲しそうになり厨房に戻ろうとあたしから避けようとする。 「ちょっと待って!」 裕人は振り向く。 「…宮本君じゃ…ないから」 「えっ?」 「…これ以上言えないけど宮本君じゃないから、頑張って」 とあたしから裕人の前から消えた。