「俺眠たいもん」





「あっそー」



あぁーー悲しい…


そんなはっきりぐっさり

あたしの気持ちはまったく
気づかれてなんかいないのね…。



泣けてきたー…



「本城?」

宮本君が顔を覗き込む。


「なに?」


「お前子供か ふっ」


イラッ!「なんだよーー!」




「本城さんあがっていいよ」

店長が言う。


「はい」っとそっけなく返す。



「なんだよ、すねんなよ」


「すねてなんかない」


「うそつけ」

宮本君も加わる。



「遠藤さん?本城さんが
どーしても行きたいって
言うんで、いきますか?」


「あはっいいですよ」


「---!!ちょっと
んなこといってませんっ!!」