少ししてケンタががこっちに手を振っている。
『あっ、いるよ。行こう!』
「うん!!」
「しょうあそこにいるから行ってきな」
ケンタが指を指したところに足を運ぶ。
これって隣でいいんだよね?
「あっ」
吉川が気づいた。
少し沈黙が続いた。
「ねぇ部活何にするの?」
沈黙をやぶったのは吉川。
『わかんない…』
「サッカーは?」
『サッカーは嫌な事あったからやんない。サッカーやるためにあの中学校にしたんだけど…』
「そっか…」
『あの…さ、名前、しょうって呼んでい?』
「あっ、うん!!俺は何て呼べばい?」
『なんでもいいよ!青歌でも矢田でも、どちらでも!』
「じゃあ…青歌で…」
ドキッ
またしょうを好きになる。
「じゃあ行こう…」
秋菜達のところに戻った。
