大好きだった。


〜練習3日目〜

練習3日目も絵を書く作業だった。


うちは下書きが終わって、マジックでなぞってるとこ。



『あー、マジック色でなくなっちゃった。』


「誰かに貸してもらえば?」


誰かに貸してもらおうと思ったけど、なんだかめんどくさくなったので、マジックの中身をだしてた。


『あっ』

色々いじってたらマジックのさきっぽがとれて書くとかろがないじょうたいになった。


(あっ、誰かにマジック貸して驚かせよ!)


一番にみほにやってみた。


「えっ?なにこれ(笑)」


あまり驚いてない…
当たり前か…みほの隣でさきっぽとったんだから。

『あっ!吉川にやってくるね!』


キャップを閉めて中が見えないようにして、一人で書いてる吉川のところに行った。


『ねっ、吉川にマジック貸してあげるよ!』


「でも俺まだマジック使わないから!」


『えっじゃあ開けてみて』

と言って吉川はキャップを開けた…


「…うわっ!なにこれ?(笑)」



『すごいでしょ?これね、さきっぽ、ひっぱったらとれた(笑)』


「へ〜(笑)」


普通に驚いてたけど、吉川と喋れて嬉しかった。