キミは絶対、俺のモノ。




「はっ、そんなんで俺が理解できるとでも?

過大な期待はよしてほしいねえ。いくら俺が君よりはるかに頭が良くても、君の言語を理解できるほど賢くはないんだ。」



なーんて、鼻で笑い飛ばされるのならまだよかった。

(事実私だってそうだと予想したさ。)



…だけど、さ。


『現実は理想の斜め上をいく。』なんて言葉があるくらいですものね。


うん。



「くっ…あはは、『ぎゃ!』だって『ぎゃ!』。」



見事に裏切ってくれましたよ、このお方。



「───」

「ははっ…あーあ、おかし、」



無駄な贅肉なんてなさそうなお腹抱えて、大笑いですよ。

あーあ、その面、グーで殴りたい。


(もちろん実現は不可能なので脳内処理。)