ダブルハーツ



「――っ!あなたって本当に嫌な人っ!」

「貴方がやっていること全てが正しいわけじゃないんだからっ!」


私に声を掛けてきた二人は、憤慨して自席へ戻った。
他の生徒も今度は私に視線を向けて、ひそひそと話だした。
気にしない。
私は鞄から教科書を机にしまっていく。