明葉 side カチャン…… 玄関のドアが開く音。 「ただいま戻りました」 私は、ノートからウサギの置時計に目を向けた。 そうか、もうこんな時間になるのか。 針は日付を当に過ぎていた。 さすがに深夜だけあって、両親も兄さんも寝付いている頃。