そこに写っているのは、夏の陽射しのシャワーを浴びて笑んでるお兄ちゃん。 襟足が少し長めで、短い黒髪、優しい穏やかな目元。 面長な輪郭。 記憶の中のお兄ちゃんはもっと格好いい。 見上げると、背が空を隠すほど高くて、肩幅が大きくて、握られるとすっぽり手覆われるほど大きかった。