アサトは何も言わず、ただ黙って私達は抱き締めあってた。 こんな幸福感初めてかもしれない。 すると静かにアサトが囁いた。 「好きだよ……」 その晩私達は、夏の夜の中ずっとだきしめあっていた。 夏期休暇明け―― 相変わらずの暑さに屋上にいる私と上村ちさと。