ダブルハーツ







「――今まで顔をあわせられなかった」

静かな夜。
誰もいない。
側で通っている車の音が聞こえる、いつもの公園で遠川さんに頭をさげられる。

「ごめん!あんなことして」


頭を上げた遠川さんは、苦々しく言葉を続けた。