ダブルハーツ






ちさと side


あれから数週間―― 遠川さんに会ってない。


『俺ッ!俺……好きみたいなんだ、ちさとちゃんのことが』

何度夢で見ただろう。
肩で息をついてバイト先から出ると、


「遠川さんっ?!」

彼が店の前に立っていた。