友莉が自分の知らない男と 仲良く笑いながら歩いて来るのを見て 何故か少しイラッっときた。 また理穂の声がそんな俺の感情を打ち消した。 「おはよ~友莉ィ。」 「おはよ~、理穂。ごめんね?遅くて。待ったでしょ?」 「大丈夫だよ。私、早く来すぎちゃっただけだし…それに、時間ぴったりだよ。」