駐輪所に自転車を止め駅の正門入り口へ向かった。 そこには一人で立って待つ少女がいた。 「あっ……おはよう、海里!」 俺に気付いた理穂が笑顔で 気持ちよく俺を むかえてくれた。 「おはよう、理穂。なんか……早いね?