初恋ノ詩 1



駐輪所に自転車を止め駅の正門入り口へ向かった。

そこには一人で立って待つ少女がいた。

「あっ……おはよう、海里!」

俺に気付いた理穂が笑顔で
気持ちよく俺を
むかえてくれた。

「おはよう、理穂。なんか……早いね?