「へぇ~、いいなぁ。〇〇も海里クンと一緒に行きたぁい。」

「それでね、〇〇ちゃんもどうかなって
思って誘ってみたんだけど………
一緒に行かない?」

「本当に?〇〇も一緒に行っていいの?ありがとう♪」

女の子は僕の言葉に
ぱぁっと顔を輝かせた。

「じゃあこれは僕達の約束だね!」

「うん。約束、破っちゃ嫌だよ?」

「うん、約束!!」

そうして僕は少女と指切りをした。

小指と小指を強く結んだ。