初恋ノ詩 1


「で、なんで海里は理穂の事が気になり出したの?」

「それは………」

だいたいは予想していたような質問に照れ戸惑いながら俺は答えた。

多分顔は真っ赤になっていただろう。

「この前森山先生に俺、雑用頼まれていただろ?その時荷物が多すぎて少し廊下に落としちまって………」

友莉は俺の話しを相づちをうちながら聞いてくれていた。

俺はそれを見て何故か安心でき、話しを続けた。