初恋ノ詩 1



近くの街の光も届かない
真っ暗な海。

普段なら怖いと思うのに
何故か綺麗だと感じた。


かすかに海の中から
小さな光が見えた。

それも一つじゃなくて
たくさんの。


「綺麗……」

私は思わず声を漏らして
しまった。

すると龍が答えてくれる。


「あれは海に棲む夜光虫。
星みたいで綺麗だろ?

それに本物だって……」