初恋ノ詩 1



それから数分の時が流れた。

「ねぇ、まだ?」

「どこ行くの?」

それを聞きたくても
バイク音がうるさくて会話なんて出来ない。

龍はフルヘイス被ってるし……

龍にしがみつきっぱなしの
時間ばかりが流れる。

そして、出発してから約30分。

着いたのは海だった。