初恋ノ詩 1



「あのね。私、今日先生に渡されたプリントを渡そうと思って
海里の家まで言ったの。」

「うん。」


やっぱり龍は何も言わずに
そっと聞いてくれる。

それに少し嬉しくなり話す。

「だけどね、玄関前にね
理穂と一緒にいたから
思わず隠れちゃったの。

でも、もう一回そこ見て見たらね、
見ちゃったんだ……
二人がキス、してるところ……」

「うん……」