「うお!スゲ。友莉が羨ましいわー……」 そこまで言って俺は、 思い出したかのように 一番知りたかった事を聞く。 「そういえば友莉って 好きな奴とかいんの? いつも話すのが俺ばっかだったから知りたくて。」 その場が静まり返った…… ように見えたけど 「え?いないよ。 いきなりどうしたの?」 友莉はそうけろっと言って またクスクス笑った。