初恋ノ詩 1



「あぁ、そうだったな。
そろそろ時間なんじゃないか?」

龍が屋上に設置されている
時計を見ながら言った。


「あーー…。うん。
でもまだ、5分ぐらいここにいたい。」

「そっか…。」


私は隣にいる龍に寄りかかった。

でも何も言わずそのままでいてくれる。

龍は優しい。

今日も教室で一人
お昼を食べようとしていた私を
こうやって屋上に誘ってくれた。