やっぱり…… 龍でいいんだよな? そう思い込んで納得した。 でも何故か残念な感じもした。 だけど友莉はもう一度 「海…里。」 そう、また一粒涙を流しながら 俺の名前を呟いた。 その言葉に俺は戸惑う。 どうして…… 俺なのだろうか。 そしてごめんねって…何だ? だけど…… たま、たまだよな。 そう思い納得しようとした。 そして電車は目的地を目指して まだ動き続ける。