初恋ノ詩 1



そして、理穂の真っ直ぐな
眼差しと真剣な言葉。

でも少し頬が赤く染まっている
ところを見て

体の体温が更にあがった。

返事を言おうとしても
なかなか声が出ない。


そしてまた数秒経ったところで
正直な、素直な答えを返す。


「俺も……
理穂の事、好き…だよ。」

言い終わった後からも
恥ずかしさが全身を巡り

顔がこれまでにないくらいに
真っ赤に染まる。


だけどそれと同時にに
それ以上の喜びが込み上げる。