初恋ノ詩 1



龍は真っ直ぐにこっちを
私の瞳を見てくる。

「もう苦しんでいるお前を見てられない。
お前はこんなに一途なのにな……

海里の事は忘れなくていい。
だから……」

私は龍の話しに聞き入りながら

また腕の中で涙を流しそうになってしまう。

龍がどんな顔をしているか何てわかんないけど……