「この遊園地、ずっと海里と 来たかった場所なの。 でもこんな形で来る事になる何て 思ってもみなかった。」 龍は姿勢を崩さず 静かに聞いている。 「まさかその海里が 記憶を無くしちゃって 他の娘好きになって 私がそれを手伝って…… それで、その二人のデートに 付き合わされるなん…て……」 目頭がだんだん熱くなってくる。