龍もそれを知っている。 知っていたから さっきあんな質問をしたんだ。 私はぐちゃぐちゃし始めた 頭の中をすっきりさせるかのようにして わざと大きな声で言った。 「よしっ決めた! じゃあもう買っちゃおうか。 海里と理穂が待っているだろうし。」 「あぁ、そうだな。」 やっぱり龍は何も言わずに 私について来てくれる。 いつも優しかった。 そしてアイスとポップコーンと チュロスを二人で持ちやすいように持ち 海里達が待ってる 観覧車の列まで 来た道を戻った。