それから野球組は
キャッチボール
楽器組は
演奏をしていた
美紀「ねえ杏南???」
杏南『どうしたの美紀???』
美紀「杏南いまさあ…」
杏南『…うん??』
美紀「恋してる???」
ええっ???こっ…恋!?!?
最近でも佐々木くん
気になるんだよねえ
杏南『気になる人なら
いるかもお…なんでえ???』
美紀「あのねっ???杏南っ
楽器演奏者が恋をすると
どうなると思う???」
杏南『音がよくなる???』
美紀「まあ半分正解かなっ
楽器演奏者が恋をするとね…
感情があらわれやすくなるの
だからたとえば好きな人と
話せたら音色はピンク
ケンカしちゃったらブルー
ってなるのっ」
杏南『あっそれ聞いたこと
あるよっ???
人の感情は音にでるって』
美紀「そうそうっ
それでね??その音色のことを
私は恋音色って呼んでるの」
杏南『へえーっなんか
かわいいねえっ
それさあっ二人だけの
合言葉にしようよっ』
美紀「杏南は本当に
かわいいわねえっ
いいわよっ」
杏南『やったあ!!!
そいえばそうゆう美紀は
いないの??好きな人っ』
美紀「わっわたしは…」
そういって美紀は
大野くんのほうを
見つめた
*
