LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?


 いつもなら、俺が留守でも
勝手に部屋に上がり込んでる
心和が、なぜか部屋の前で
立ちつくしてる。


おいおい、今さらだろう。

なんて、呆れてしまうけど。

正直言うと俺も緊張してたり
する。

だって、今日からはここで
幼なじみとしてではなく、
暮らしていくんだから。

やっぱり、今までと違うこの
環境に緊張もするよな。

俺が、緊張してるんだもんな。
心和だって、色々不安だよな。

 「どうした。心和。おいで。」

俺は心和に手を差し出した。

そして、握りしめたその手を
引き寄せる。

心和は、ゆっくりと確かに俺の
胸の中へと飛び込んできた。


俺は、心和をきつく強く抱きしめた。