LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?

「心和ちゃん、彼方をよろし
く頼むよ。」

おじ様の満面な笑顔にこっち
までニッコリしてしまう。

でも、緊張できっとすごい顔
で笑ってるよ。

わたし・・・。

 「それと、この結婚は
絶対秘密だからな。両家
の家族以外何があったもばれて
はいけない。」

厳しい顔。

厳しい口調。

絶対って言葉が大きくのしかかる。


 「不安な顔するな。今まで通り
でいいから。もともと心和はいつも
俺のそばにいる印象がついてるんだ。
だから、普通にしてろ。」

 「うん。」

 「ただ、なるべくそばにいろ。」

彼方の言葉の意味なんて考えて
なかったよ。

今までどおりに・・・。
普通にってそれだけでいっぱい
いっぱいだった。