LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?


パパが、わたしの手を引き、
誰も居ない所に連れていく。

 「どうした。心和が学園で
話しかけるなんて。」

そう、わたしは避けていたんだ。

学園ではパパを。
光田先生を。


でも、今は頼れるのはパパだけ
だったんだ。


わたしは、いつもなら、いつも
なら彼方の胸で泣くのに。

パパにもたれるようにして
泣き崩れた。

今のこの状況が理解できなくて。

あの家に帰るのが怖くて。