俺たちは、幸せだった。

俺の胸の中で眠る心和。

俺は、やっと想いを伝える事
ができた。


ずっとずっと言えなかった。

幼なじみって関係が邪魔して。

心和が、俺を想っていてくれて
いる事に気付かなかったんだ。

お互いに、隠し通してきた想い
がやっとやっと、今日結ばれた。


でも、遅すぎたんだよな。
もっと早く俺が心和に想いを
打ち明けていたら、こんな事
にはならなかったんだろうね。


全てが遅すぎたんだ。


それに気付いたのは君と結ばれて
幸せの絶頂にいた次の日だったよ。