「俺もずっと、心和が好き
だった。小さいころからずっ
と。やっと言えたよ。」

 「彼方・・・。」

心和が俺を想っていてくれた
ように俺も心和を想ってた。


お互いの想いがやっと結ばれた
んだ。

俺は本当に幸せだったよ。


俺は、心和に数えきれない
ほどのKISSを落とした。

ずっとずっと遠回りした分
何回も何回も・・・。


そして、俺は、心和の全身に
KISSをする。


愛しい心和に。



緊張でカチンカチンの心和を
俺が温めていく。

心和と身も心も結ばれたとたん
俺の目から涙がこぼれおちたんだ。

幸い、真っ暗なこの部屋では、
心和に気付かれずにすんだんだ。